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© Ruud Peijnenburg

レンガを使用した個性的な橋梁デザイン

2013 年末、ベルギーのナイメーヘンで、新たに建設された de Oversteek 橋が正式に開通しました。この印象的なアーチ橋は、都心部の交通量を減らす効果が期待されています。建築設計事務所の Ney & Partners の設計ではコンクリートと陶製レンガを使い、橋に明確な個性を与えています。

この新しい橋梁建設プロジェクトの入札に当たっては、外観のデザインだけでなく保守性の高さも重視されました。そのため建築家の Ney 氏は、建材の選択に特に注意しました。メインのアーチ橋には鋼材が使われ、ランプ部分にはコンクリート シェルをつなぎ合わせて Wienerberger のレンガで覆う構造が採用されました。レンガを使用したことが受注の決め手になりました。Laurent Ney 氏は次のように語っています。「市が求めていたのは都会的なデザインの橋でしたが、この橋自体は市街地に建設されるわけではありませんでした。また、1.2 キロメートルという長さも都市橋梁としては異例です。設計要件では 100 年以上の耐用年数が求められていましたが、レンガであれば何の問題もなく 100 年以上使用できます。また、レンガは年月が経つにつれ風合いが良くなり、補修もほとんど必要ありません」

© Ruud Peijnenburg
© Ruud Peijnenburg

地元で製造されているレンガ

アーチ部には赤茶色のレンガが選ばれました。「Wienerberger のショールームに足を運んだとき、すぐにあるレンガが目に留まりました。そのレンガが橋のすぐ近くで製造されていることを知ると、私は心を決めました。地元で製造されていて見た目もよく、川で採取された粘土が元になっているレンガなら、間違いなくこのプロジェクトに最適な建材でしょう」と、Ney 氏はこのレンガを選んだ理由を説明しました。橋の上の道路のストライプ部分は同様の赤レンガで舗装されています。そのため側壁と舗装の色が違和感なくなじんでいます。

「地元で製造されていて見た目もよく、ワール川で採取された粘土が元になっているレンガなら、間違いなくこのプロジェクトに最適な建材です」

NEY & PARTNERS

© Ruud Peijnenburg

新しい公園の着想を生む橋

「de Oversteek」橋は、ワール川周辺の大規模な都市拡張プロジェクトの一環として建設されました。ワール川は市の周囲を流れていましたが、今後は市の内部を通ることになり、橋は交通の動脈だけではなく多様な役目を果たすことになります。Ney 氏は設計コンセプトを次のように説明しました。「周辺地域は制限が多く、空地を開発することができません。個人的には、インフラ プロジェクトは街に溶け込む形で進める必要があると思っています。たとえば、この橋の下に新しい公園が作られましたが、すぐにでもコンサートや展示会などの会場などに利用できます。こうした形で、この橋は公共空間の一部になっていくのです」

詳細情報
  • プロジェクト名
    都市橋梁 (ベルギー、ナイメーヘン)
  • 建築家
    Ney & Partners (ブリュッセル)
  • 使用製品

    Flamenco VB 化粧レンガ

ファサード

Terca Flamenco VB 化粧レンガ