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ランドマーク的なビルに個性を与え、環境から保護する

ベルギーのブリュッセルにある特徴的な角地の土地に建設されたのは、MS-A and V+ 建築設計事務所が設計したランドマーク的なビルでした。印象の強い外観、プライバシーが確保された屋外空間、自然光をふんだんに取り入れた室内、公共空間への配慮など、優れた設計コンセプトが高く評価され、Wallonia-Brussels Federation の賞を獲得しました。このビルは陶製レンガに覆われており、個性的な外観と共に優れた耐候性を実現しています。

北向きで比較的狭いこの角地は、ブリュッセルの重要な玄関口であるヴァン プラートブルグ橋から直接見通すことができます。スカールベーク区はこの地域の大規模再開発事業の一環として、3 戸の公共住宅を含むビルの設計コンペティションを実施しました。MS-A and V+ の設計案は、審査員に大きな驚きを与えました。ユニークな立地を活かし、またランベルモン通りの反対側にある高いビルとのバランスを取るために、さらに高いビルを提案したのです。その結果、広い住宅を 5 戸内包する個性的な外観のビルが実現しました。

広い居住スペースを確保

設計者は南側の一部に隙間を残すことで、建物内部の風通しを改善し、南向きの外部空間と屋外テラスを作り出す余地を生み出しました。Navez 通り沿いの 2 階以上の部分をカンチレバー構造とすることで、歩道を広げながら広々としたエントランスを実現しています。2 階から 4 階には、床に段差をつけた住戸が各階同じ数だけ用意されています。この住戸には中央の階段からアクセスでき、北側の壁に面した寝室はある程度床が高くなっています。

輝くような白いレンガ

このビルの外壁は白色の化粧レンガ仕上げとなっています。建築家の Julien Deloffre 氏 (MS-A) は、このように説明しています。「コンペティションの段階から、私たちは可能な限り白い陶製レンガを探していました。なぜなら、建物の耐久性を高めたいと考えたからです。メンテナンスの面でも美観の面でも、陶製レンガは優れた耐久性を長期間維持することができます。最終的に、私たちは Terca Knabe F1 にたどり着きました。単調な壁になることを避けるために、レンガが交互に特定の角度で配列されるレンガ壁ではなく、平らな壁面にすることを考えました。太陽の角度が変わると、この壁面仕上げによって個性的なテクスチャーが生まれます」

 

設計が高く評価され賞を受賞

メンテナンスが容易な壁面仕上げ、各種建材の組み合わせによる建設費用の削減、Leefmilieu Brussel Authority (Brussels Institute for Management of the Environment) からの補助金によって、化粧レンガ壁の施工および落書き防止塗装にかかる追加費用が相殺されています。このプロジェクトは Wallonia-Brussels Federation for Public Development から公共住宅部門の賞を受賞しました。

詳細情報
  • プロジェクト名
    5 戸の公共住宅を含むパッシブ型ビル (ベルギー、ブリュッセル)
  • 建築家
    MS-A and V+
  • クライアント
    スカールベーク区 - 指名建設業者: RenovaS vzw
  • 使用製品

    Terca Knabe F1

  • 竣工年
    2015
Terca Knabe F1

ファサード

Terca Knabe F1